今泉のバー「NOIS/NOIZ」(福岡市中央区今泉1、TEL 092-771-6789)で2月25日、ムード歌謡リサイタル「コロンビア浦野とニューカスバ・リサイタル」が開催される。
リサイタルは、「博多発、慕情往き」をテーマにコロンビア浦野さん(唄・ギター)、アントニオ佐々木さん(ギター・コーラス)、紅早紀さん(ベース・コーラス)、アステカ明日香さん(ピアニカ・コーラス)の4人が「至極のムード歌謡を奏でる」(同店)という。
コロンビア浦野さんは、ブルースバンド「ロバとジョンさん」でもボーカルを務めるかたわら、昨年同グループを結成。「ブルーズやジャズなど外国の音楽文化に触れた後、日本人は日本の音楽をしようと思った。子どものころからフランク永井さんのファンだったこともあり、『昭和の匂いがするR&B』や昭和の雰囲気を持つ音楽ではなく本物の昭和歌謡を目指している」という。
今年から活動を始め、同リサイタルが3回目のステージ。「前回はヤングな人たちが集まるイベントに参加し、『何やってんだよ』と少し笑われると思っていたが、若い人が目をうるませて聴いてくれた。少々戸惑ったが、真剣に歌っていこうと思った」(コロンビア浦野さん)。
リサイタルステージとなる同バーは、以前はスナックで、「同郷の先輩ということで、声をかけてもらった。ムード歌謡に合うステージだと思う」(コロンビア浦野さん)。
同グループは今後もリサイタル活動を行ないながら、夏にはオリジナルアルバムを出す予定。「中洲にグランドキャバレーが出来るぐらい昭和歌謡を盛り上げて行きたい」(コロンビア浦野さん)。今回のリサイタルについてコロンビア浦野さんは「淡い恋心と、ハンケチ持参でお越し下さい」とも。
料金は1,000円(要1ドリンクオーダー)。19時開場、20時開始。