西鉄が「中期経営計画」発表、新型車両3000形投入など

西日本鉄道が新型車両3000形投入などを盛り込んだ「中期経営計画」発表

西日本鉄道が新型車両3000形投入などを盛り込んだ「中期経営計画」発表

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 西日本鉄道(福岡市中央区天神1)を中心とする西鉄グループは2月27日、2007年度を初年度とする3カ年計画「第11次中期経営計画」を発表した。3カ年での投資金額は934億円、2010年3月期に営業利益210億円を目指す。

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 同社は2008年に創立100周年を迎えるにあたり、「安全と、顧客・地域・株主・従業員の重視」「次世代に向けた事業の成長と企業価値の向上」「成長を支える人材の確保・育成」の3つの方針をもとに、「成長に挑戦する西鉄グループ」をグループビジョンに設定。

 主な具体策は、安全・信頼の向上を目的とした安全マネジメントPDCAの実践や、鉄道構造物の耐震強化のほか、「お客さま窓口」の統一化、「Suica(スイカ)」規格を採用したICカードの導入、交通・店舗・住宅などを組み合わせた複合型施設の開発推進、年間1棟を目指すビジネスホテルの新規展開など、新たな事業展開と既存事業の拡大も図る。

 そのほか、鉄道事業において新型車両3000形(32両)の投入や、「にしてつバスナビ」の導入拡大による利便性の向上、不動産業におけるマンションの販売(年間400戸)、「天神委員会」などのエリアマネジメントへの積極的参加、航空貨物業において、アジア向けの自社定期混載便の拡充なども行なう。

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