飲食店運営を手がけるワンウェイ(福岡市中央区大名)は3月9日、大名にスペインの立ち飲み居酒屋をイメージした「恵比寿18番 福岡大名店」(中央区大名1、TEL 092-732-6618)をオープンした。同店は東京・恵比寿にある「恵比寿18番」のFC店。
店舗面積は22.5坪で、席数は50席。黒を基調とした店内は、ガラス張りでオープンキッチンとなっており、「気持ちのいい雰囲気」を目指したという。デザインは、「ckカルバンクライン」「4℃」「水戸水族館」などを手かげた高取邦和さん(高取空間計画)が担当した。
出店について同社の牛尾雅且さんは「東京の恵比寿にある本店は、平日の深夜でも満席になるほど大盛況で、その雰囲気を福岡の人にも伝えたいと思い、出店を決めた」という。
フードメニューは、生ハム(580円)、マッシュルーム陶板焼き(580円)、車海老のソテー(480円)、トマトや生ハム、チョリソを卵でとじた「フラメンカエッグ」(480円)、砂肝のオイル焼き(380円)、ラタトゥーユ(380円)など。ドリンクではグラスワイン(280円)、スパークリングワイン(400円)、自家製サングリア(400円)、ギネス生ビール(580円)、ハーフ&ハーフ(550円)などを提供。女性限定でオープン記念セット(1ドリンク、パルメジャーノ、5点盛り、ガーリックトースト)も提供している。
ターゲットは20代~40代の働く女性で、想定客単価は、女性=2,000円、男性=2,500円。初年度の7千万円の売り上げを見込む。営業時間は18時~翌5時。
牛尾さんは「お客にとってなくてはならない店、ずっといたいと思われる店になるように、リーズナブル店作りを追求していきたい」と話している。