複合商業施設「ゲイツ」(福岡市博多区中洲3、TEL 092-283-0001)は3月15日、同施設1階に「ザ・ギャラリー・ゲイツ」をオープン、「ENZO FERRARI(エンツォ・フェラーリ)」などの高級車を展示している。
同ギャラリーは明治通り沿いに面した正面の片側一角にあり、延べ床面積は約160坪。「開店時間外でも通行者の足が止まるように」(同施設管理担当の本田さん)と総ガラス張りにした。オープニングの展示品は個人所有の「高級車」で展示車数は7台、展示車の総額は約3億5千万円になるという。
メーンとなる展示車種は、2004年に世界で399台限定生産、フェラーリ創始者の名前を付けた「エンツォ・フェラーリ」(1億3,440万円)。映画「チャーリーズエンジェル・フルスロットル」にも登場し、工業デザイナーの奥山清行さんがデザインしたことでも話題となった。
そのほかの展示車は、メルセデス・ベンツとマクラーレンが共同開発し、ドアが上に開く「ガル・ウィング」が特徴の「Benz SLR Mclaren F1」(6,500万円)、メルセデスのレーシング部門であるHWAが開発した「HWA CLK-DTM」(41,475,000円)、映画「マイアミバイス」に登場したフェラーリの「FERRARI F430 スパイダー」(2千919万円)など。
本田さんは「バスに乗っていて目に止まったと見にくる人もいた。通行者の方が年齢、性別に関係なく足を止める。この展示をきっかけに『ゲイツ』をアピールできれば」と話している。展示期間は未定。