定番「とんかつ定食」-創業36年のとんかつ店「とん喜」が閉店へ

創業36年のとんかつ専門店「とん喜」閉店

創業36年のとんかつ専門店「とん喜」閉店

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 1971年の創業以来、36年間営業を続けてきた、とんかつ専門店「とん喜」(福岡市中央区渡辺通5、TEL 092-731-4763)が4月13日で閉店する。

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 中洲新富町での開業から6年後、現在の福岡市中央区へ移転。同店主人の広瀬稔さんは、東京・目白、麻布の洋食屋で6年間修行し、中洲へ同店を開店した。「とん喜」という店名は、広瀬さんが昔見たドラマに登場していたとんかつ屋から名付けた。

 「洋食屋での修行時代から味に自信のあったのがとんかつだった」(広瀬さん)という同店の「定番」メニューは、開店当時と変わらず、「とんかつ定食」(とんかつ、白ご飯、しじみの味噌汁、漬物=1,050円)。味付けも開店当時そのままだという。

 広瀬さんは「常連が多くてありがたい。昔、よく通ってくれていたサラリーマンが結婚し、その子どもが働きに出て、店に足を運んでくれているのがうれしい。閉店を知って急いで駆けつけてくれる方もとても多く、残念だという声もたくさんかけていただいている」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、夜=17時~21時。日曜定休。

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