三幸エステート株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:武井重夫)は、2024年12月度の福岡市オフィス賃貸状況(空室率&現空面積:全規模、募集賃料&募集面積:全規模、規模別空室率、主要エリア※1空室率:全規模)および全国6大都市(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2025年1月号福岡」を公表します。
※1:主要エリア=福岡市天神エリア・駅前エリア・呉服町エリア
※調査時点:2024年12月末現在および各年12月31日時点
※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/
支店長の視点
今年の新規供給は約1.8万坪となる予定だが、天神エリアでは2棟の大規模ビルが竣工を控え供給が集中する。そのためテナントの移転に向けた動きが活発な状況が続いているが、来年も当該エリアで2棟の大規模ビルが竣工予定となっている。まとまった面積の供給が続くことから、供給を上回るような需要が創出されるか今後の動向が注目される。(福岡支店長 中村竜治)
福岡市 全規模ビル 空室率&潜在空室率
空室率 前月から上昇 「天神」は2.0ポイントの大幅な上昇
空室率は前月比プラス0.46ポイントの4.72%と、前月から上昇した。複数の新築ビルが空室を抱えて竣工したことが主な上昇要因となっているが、商談中の募集区画もあり、今後は空室消化が進むとみられる。エリア別では「天神」が前月比プラス2.0ポイントの大幅な上昇となった。潜在空室率は前月比プラス0.37ポイントの6.08%だった。
博多駅周辺では多くの現空床で成約に向けた話が進んでおり、品薄感が一段と強まっている。
<空室率&潜在空室率>
福岡市 全規模ビル 募集賃料&募集面積
募集賃料 小幅な上昇が3ヵ月連続 2000年以降の最高値更新が続く
募集賃料は前月比プラス100円/坪の15,381円/坪となった。小幅な上昇が3ヵ月連続となり、2000年以降の最高値更新が続いている。
<募集賃料&募集面積>
<福岡市 規模別 空室率>
<福岡市 全規模ビル 主要エリア 空室率>
<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>
<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>
三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。