プレスリリース

地域の課題に向き合う「芸術起業家」を目指す人材の学びの場 『芸術起業塾/Artpreneurs Academy』受講生の募集を開始します

リリース発行企業:Yamaide Art Office 株式会社

情報提供:




講座について

『芸術起業塾/Artpreneurs Academy』は、アートやデザイン等を活用し、自治体や企業などと連携しながら多様な地域課題の解決に取り組む人材の輩出を目的とした学びの場です。将来的に起業して法人を運営する意思を持つ方(組織内で新規事業を立ち上げようとしている方、既に起業・法人経営をされている方を含む)を対象に、令和7年度から3年間の連続講座の実施を予定しています。
本講座のファシリテーターは、2005年に大分県別府市でBEPPU PROJECTを立ち上げ、国内最大級のアートNPOへと成長させた山出淳也が務めます。山出の長年の経験・経営手法や、ゲスト講師が実践の現場で培った経験や考え方について学ぶことで、「芸術起業家」の育成に寄与することを目指します。
また、講座の修了者には修了証を交付し、令和10年度には大分県内の自治体と連携し、補助金等を活用した具体的な地域振興事業に取り組んでいただくことも視野に入れています。高い志を持つ方のご応募を心よりお待ちしています。
※令和8年度以降の実施については、大分県の予算状況等により、変更となる場合があります。

令和7年度講座スケジュール



募集内容

<募集対象>
- アートやデザインを活用した地域課題解決に取り組んでいる、または取り組みを志し、将来的に起業・法人経営を目指している方(組織内で新規事業を立ち上げようとしている方、既に起業・法人経営をされている方も対象になります)
- 原則、すべての講座へ出席が可能な方(オンライン参加不可)
- 3年間継続して受講する意志のある方(2年目以降の追加募集は原則行わない)
- 令和10年度に大分県内自治体と連携し、地域振興事業に取り組む意志のある方
- 将来的に大分県内の地域課題に向き合う意思のある方(県外業務に携わることは妨げない)
- 大分県内および視察先での受講が可能であること(国籍・現在の居住地は問わない/交通・滞在費や準備費は自己負担)
- 応募時に18歳以上であり、日本語での受講に問題のない方
- 主体的に学ぶ意欲があり、受講生同士のコミュニケーションに積極的な方
- 情報共有等に必要な通信施設の設備を保有し、常時メールでの連絡がとれる体制が整っている方

※令和8年度以降の実施については、大分県の予算状況等により、変更となる場合があります。
※各講座終了後には、受講生同士の連帯感を高める目的で懇親会を実施予定です。可能な限りご参加ください。

<募集人数>
10名程度

<令和7年度受講料>
3,000円(『Art Fair Beppu2025』入場料、『瀬戸内国際芸術祭 2025公式ガイドブック』を含む)
※『瀬戸内国際芸術祭2025』パスポートは別途ご自身でご用意ください。

<応募書類>
指定の様式を下記のWEBページからダウンロードし、必要事項を記入の上、メールで提出してください。
様式1(基礎情報、記述課題) Word書類
https://yamaideartoffice.com/news/artpreneursacademy/
書類選考通過者は7月末に2次審査(オンライン面談)を行います。
審査結果や不採用理由等にはお答えできませんので、ご了承ください。

<応募書類提出締切>
提出先: 01@yamaideartoffice.com(芸術起業塾事務局宛)
件 名: R7芸術起業塾応募 お名前
締 切: 令和7年7月21日(月)23:59

講師紹介

瀬戸内国際芸術祭実行委員会事務局
第2回講座担当

『瀬戸内国際芸術祭』とは、“海の復権”をテーマに掲げ、瀬戸内の島々を舞台に3年に1度開催される現代アートの祭典です(2010年に初開催)。約100日間の会期は、春・夏・秋の3シーズンに分かれていて、季節ごとに瀬戸内の魅力を体感できます。会期中には国内外から約100万人の方々が訪れる日本を代表する国際的な芸術祭で、今年も開催されています。



北川 フラム Fram Kitagawa第3回基調講演担当

『瀬戸内国際芸術祭』総合ディレクター/アートフロントギャラリー代表
1946年新潟県高田市(現上越市)生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。アートフロントギャラリー代表。主なプロデュースとして、ガウディブームの下地をつくった「アントニオ・ガウディ展」(1978-79)、全国80校で開催された「子どものための版画展」(1980-82)、全国194ヶ所38万人を動員し、アパルトヘイトに反対する動きを草の根的に展開した「アパルトヘイト否!国際美術展」(1988-90)、米軍基地跡地を文化の街に変えた「ファーレ立川アートプロジェクト」(1994)等。地域づくりの実践として、「越後妻有アートトリエンナーレ」、「瀬戸内国際芸術祭」、「北アルプス国際芸術祭」、「奥能登国際芸術祭」、「内房総アートフェス」、「南飛騨アートディスカバリー」等の総合ディレクターをつとめる。フランス、ポーランド、オーストラリアから勲章を受勲。2016年紫綬褒章、2017年度朝日賞、2018年度文化功労者。2019年度イーハトーブ賞他を受賞






甘利 彩子 Ayako Amari第3回講座担当

NPO法人瀬戸内こえびネットワーク事務局長
1981年長野県長野市生まれ。2004年香川県高松市に移住。2009年、瀬戸内国際芸術祭ボランティアサポーター「こえび隊」立ち上げ、事務局の運営を始める。2012年、NPO 法人瀬戸内こえびネットワーク発足。こえび隊事務局をはじめ、島々との交流や芸術祭における食やパフォーミングアーツ、ツアー、継続プロジェクト等の企画・運営を行う。また大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ、北アルプス国際芸術祭、奥能登国際芸術祭等々、地域型芸術祭のサポーター事務局の運営に携わる。






新山 直広 Naohiro Niiyama第4回講座担当

TSUGI代表/SOE副理事/クリエイティブディレクター
1985年大阪生まれ。京都精華大学建築分野卒業。鯖江市役所を経て2015年にTSUGI LLC.を設立。インタウンデザイナーの提唱者として「RENEW」「SAVA!STORE」など、地域資源を活用した創造的な地域づくりを行っている。2022年に観光まちづくり会社SOEを設立。グッドデザイン賞特別賞など受賞多数。共著に「おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる」(学芸出版)がある。グッドデザイン賞審査委員。






山出 淳也 Jun’ya Yamaideファシリテーター/第1回・第5回講座担当

Yamaide Art Office 株式会社 代表取締役
1970年大分生まれ。文化庁在外研修員としてパリに滞在(2002~04年)するなど、国内外でアーティストとして活動した後、2005年にBEPPU PROJECTを設立。以降、BEPPU PROJECTが企画し実現した1,000以上の取り組みに関わる。地方都市でのアートプロジェクトのプロデュースや企画・運営のほか、地域や企業の課題解決を図る取り組みを数多く手がけ、BEPPU PROJECTを国内有数のアートNPOに育てる。2022年3月に代表を退任し、Yamaide Art Office 株式会社を設立。BEPPU PROJECTファウンダー。



ファシリテーターメッセージ
地域課題の解決策は、時と場所によって異なります。また、地域課題は短期的な対応で解決できるものではなく、継続的な取り組みが欠かせません。今求められているのは、課題の背景にある本質を見抜く力、そして地域の資源や人材を結びつけ、課題を乗り越えるための知恵や技術を編み出し、新たな価値を生み出す創造力と、それを実現し続ける経営力ではないでしょうか。
つまり、アートを手段に地域振興を担うには、創造力と経営力の双方が不可欠であると言えるでしょう。
本講座は、そうした力を備えた人材――地域の課題に向き合う新たな組織の経営者、次なるプロデューサー=芸術起業家を育成することを目的としています。
ここで芽吹いた人材たちは、やがて地域と手を取り合い、さまざまな実践を生み出していくでしょう。やがてその輪は広がり、大きな花を咲かせ、次の種を蒔いていく――。
そんな未来を思い描きながら、本講座を開講します。

お問い合わせ先

お問い合わせは、下記の宛先にお寄せください。
アドレス: 01@yamaideartoffice.com
電話番号: 0977-76-5324
対応時間: 平日 10:00~17:00
担  当: 中村
※メールの件名(題名)は「R7 芸術起業塾 お名前」としてください。
※時間外にいただいたお問い合わせは翌営業日以降の対応となります。あらかじめご了承ください。
※公募期間中はお問い合わせが集中するため、対応に時間を要する場合があります。余裕をもったご連絡をお願いいたします。

本事業は、大分県より委託を受け、 Yamaide Art Office 株式会社が企画・運営しています。

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