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高校生が「糸島しごと」をする人を取材、その魅力を発信!

~人と自然と仕事が身近に繋がる、糸島の多様な働き方を知る~

提供:糸島しごと未来ラボ 制作:天神経済新聞編集部

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「糸島しごと」とは?

糸島市では、業種問わず、糸島市内でのさまざまなライフスタイルに合わせた多様な働き方のすべてを「糸島しごと」と呼んでいます。市では移住や定住の促進に加え、市内で就業する人の増加を目指し、糸島市で働くことの魅力を発信しています。

「糸島しごと」プロモーションの一つ、「糸島しごと未来ラボ」は高校生参加型企画として、高校生が「糸島しごと」を通して「働く」を考え情報発信をします。糸島市ブランド政策課が主催し、一般社団法人ママトコラボが企画・運営をしています。

昨年12月から、この「糸島しごと未来ラボ」に糸島市内の高校生15人が参加しました。高校生たちは、プロのライターによる「糸島しごと」で活躍する人のインタビュー取材に同行します。彼らは取材を通して感じたことや学んだことを、文章や写真などを使って自由に投稿できるウェブサービス「note(ノート)」を活用し、「糸島しごと」の魅力を高校生のリアルな気持ちと言葉で伝えます。

糸島の高校生が取材した、「糸島しごと」をする人の魅力

今回は、糸島市出身で糸島ジュースハウス「Blue Roof」(ブルールーフ)(糸島市志摩桜井5457)代表の桑田秀一郎さんの取材に高校生3人が同行しました。

海からすぐの「Blue Roof」。スムージー、ドリンクなどを提供するカフェスペースと、アクセサリー・雑貨などの販売スペースを併設したライフスタイルショップ。

参加したのは糸島市内の高校2年生の谷口さんと、高校1年生の佐藤さん、江藤さんです。メインでインタビューする糸島の女性ライター朱雀さんと一緒に取材をします。

桑田さん(右奥)と取材するライターと高校生たち

糸島市出身の桑田さんは大学在学中から創業し2016年に高校の同級生2人と共に「Blue Roof」を立ち上げました。高校生3人は、桑田さんの多岐に渡る仕事や活動について、真剣に聞きながらノートやスマホでメモを取っていきます。桑田さんは子どものころから糸島の海や山など、身近にある自然とともに育ったことを話すと、高校生たちも「自分たちもそうだ」と共感していました。

糸島市志摩芥屋の幣の浜

糸島の好きなところについて、桑田さんは「地元で、友達や家族など好きな人がいるというだけでなく、客観的にも良いところだと思う」と話します。

「客観的に好きとは、別のところに行ってみても、やっぱり糸島好きだなと感じたのですか?」と、深堀りする高校生の質問に、桑田さんはこう答えます。

「国内外で色々行ってみて、福岡が一番良いなと。福岡の中でも糸島は良いなと思うようになった。海や山、自然、きれいな水、治安も良いという日本の良さに加えて、糸島は都会も近くて海外も近い。40分で空港に行けるし、美味しい食べ物めちゃくちゃある。こんな良い所はあまり無い」

桑田さんは事業の話だけでなく、学生時代や、糸島で活躍する先輩や仲間のことなど、自分の経験から得た大切なことを高校生に伝えます。

「糸島が好き、という下の世代を1人でも増やしたい。糸島の多くの人と関わっていければ」と力を込める桑田さん。

「どれぐらい稼いでますか?」など、高校生からはストレートな質問も。

「起業して良かった点は?」という質問に対し、「いろいろあるけど、人との出会いが一番面白い」といい、「起業したいと思うなら、1分でも1秒でも早いほうが良い。いつか、ではなく。アドバイスではないけれど、もっと早く起業したら良かったと思う」と振り返ります。

「友達が起業してるんですよ、同い年で」と話す谷口さん。「その子は何をしているの?」と、起業した高校生の活動状況の話まで話が及び、インタビュー終了後も、桑田さんとのざっくばらんな会話が続きました。

取材をした高校生の気持ち

桑田さんに同行取材した感想について、高校生たちに聞きました。

「糸島が大好き」という谷口さん

「桑田さんの話を聞いて、糸島の好きなところは友達や家族など好きな人がいる、というのは私もそうだと気づきました。また人と関わることや学び続ける事の大切さを聞いて、働き方だけでなく生き方にも通ずるところがあると感じ、すごく参考になりました。未来の想像図がもっと深まりました」

「将来は糸島で養護教諭になりたい」という佐藤さん

「心に刺さることがたくさんありました。桑田さんのお話を聞いて、『やってみよう!』という気持ちを大事にしたいなと思いました。私はもともと糸島で働きたいという気持ちがあり、それは家族や友達、親戚など頼れる人がいるから、というのも共感しました。また、電車1本で空港に短時間で行けるなど交通の面も確かに良いなと思いました」

「起業に興味がある」という江藤さん

「『自分はお金を稼ぎたい』という気持ちが強くて。今日いろいろなお話を伺って、『起業ってすごいな、おもしろいな』というのが第一印象。自分を律するのは大変そうですが、取材を通して起業に興味が湧きました」。さらに糸島で働く魅力について質問を重ねると、江藤さんは「糸島にこういう場所、こういう会社があるところ」と笑顔で答えてくれました。

高校生から取材を受けた感想について、桑田さんに聞きました。

「みなさんいろいろ聞いてくれたから、前向きなんだなと思って感心しました。興味あることや疑問に思ったことをそのままにせずに聞く。聞く癖をつけるのは大事だと思う」。最後に高校生たちに向けて、「糸島でもどこでも、楽しみながら働くことは大事かもしれない。次の世代の人たちは、いろんな肩書きや、いろんな自分を持っていていいんじゃないかと思うから、やりたい事を素直にやることが、仕事だけではなく生き方という意味でも大事。常に楽しそうなことをやることが良いかもしれない。それがお金になる時代なので、君たちの時代は」とエールを送りました。

高校生が「糸島しごと」をブログで発信

高校生たちは取材後、note記事の作成を行いました。

―記事の作成についていかがでしたか?

谷口さん:文章は得意なほうだと思っていたけど、とても難しかったです。自分のこと以外についてまとめる文章は初めて書いた気がします。自然な言い回しなどどう書いたらいいだろうと難しく、もうちょっと勉強しようかなと思える機会にもなりました。

桑田さんのお仕事や、糸島で働くこと・暮らすこと、これからの計画など、桑田さんの話を聞いて良いなと思ったところをまとめました。桑田さんのかっこいい生き方を感じてもらえたらうれしいです。「私も糸島に貢献できたらな」と思いました。

「電車からの田んぼ道を見るのが好き」と言う谷口さん

佐藤さん:初めての体験だったので難しかったけれど、どうやったら読む人にわかりやすく伝えられるかな、というのを大事に考えながら書きました。文章の構成を書いてみて、タイトルは2,3個の候補の中から、適していると思ったものに決めました。文章を作成して桑田さんのお話を振り返り、1つの物事に挑戦して深堀りする姿を見て、私もいろんなことに挑戦して、いろんなことに楽しんでいきたいと思いました。記事を見て糸島へ行ってみようという人や、糸島市に住む人も増えてきてくれたらうれしいです。

「立石山は標高が低いから登りやすい」と佐藤さん。写真は立石山からの風景

江藤さん:桑田さんの話を聞いて、視野が広がりました。これまでは勉強して企業に入るという選択肢しかなかったけれど、取材を通じて選択肢が広がりました。noteの記事はずっと頭の中で考えて、一気に書きました。タイトルは文章を書き終わって、「これしかない」という感じですぐに浮かびました。文章を書くのは苦手だけど、心が動かされたことを文章にするのは楽しいと思いました。糸島だけでなく日本全国の高校生に読んでもらい、たくさん選択肢があることを知ってほしい。起業という選択肢を含め、就職や大学への選択に良い影響を与えられたらいいなと思います。

立石山から可也山を望む朝日

「糸島しごと」プロモーションについて

「糸島しごと」プロモーションの一つ、「糸島しごと未来ラボ」を進める一般社団法人ママトコラボ代表理事の尾崎さんにお話を聞きました。尾崎さんも「糸島しごと」をしている当事者です。

尾崎さん(右)と桑田さん

-「糸島しごと」のプロモーション、「糸島しごと未来ラボ」について教えてください

「糸島しごと」のブランディングのためのプロモーションは、糸島市でこれから働きたいまちとしてのイメージアップ、認知拡大、糸島市で就業する人を増やしたいというのが、一番大きな目的です。糸島市で多様な働き方をしている人をインタビューして情報発信をして、「糸島市でこんな働き方ができるんだ、こういう可能性があるんだ」と読者に感じ取ってもらいたいと思っています。

「糸島しごと未来ラボ」では8人の「糸島しごと」をしている人へ、主に糸島市在住の女性ライターが取材し、そのうち3人の取材に高校生も同行しています。取材と記事の制作に高校生達に一緒に入ってもらって、高校生にとって働きたいところはどんな所なのか、働くということはどうなのか、というのを考える機会をもってほしい。高校生たちが書いた記事やインタビュー記事の情報は、ライターが書いたメイン記事とは別にnoteで発信しています。こぼれ話のようなサイドストーリーなど、本件の記事だけでは分からないようなことも発信しています。

-高校生達の同行取材はいかがでしたか

高校生たちが真剣に話を聞いて、自分の興味のあることだったり、ライターが聞いたことを自分なりの視点で話を深めていたりして、良く考えていてすごいと思いました。高校生の身近な視点での質問があって、新鮮でした。今回の取材を通して、糸島にいろんな働き方があるのを知ってほしい。糸島で働きたいと思ってくれる子が増えたら良い。考えるきっかけになれたらと思っています。

-糸島の魅力、糸島しごとの魅力について

糸島富士と呼ばれる「可也山(かやさん)」を見ていると、季節を感じます。登るのも好きで、1,2カ月に1回登っています。そこから夕日を見るのが好き。一般的に山を登ろうと思ったら半日、1日かかりますが、可也山なら2時間くらいで行って帰って来れます。仕事が早めに終わったら、可也山へ登ってこよう、と。暮らしと仕事と自然が近い、という所が糸島の魅力だと思います。歩けば、田んぼがあり、おたまじゃくしもいて、麦がもう実っているなど、日常でそうした風景が見られるのは、すごく豊かだなと思います。

可也山

麦畑

糸島ではいろんな働き方や、可能性がある。個人でお店をする人や、糸島にいながらテレワークで日本全国の仕事をやっている人もいます。「働き方は選べる」というのを知ってほしい。

糸島に住んでいると、5~10人くらいの名前を適当に挙げてもらったら、知り合いの知り合いに辿りつきます。人と人との距離感がすごく近くて、そこから事業が広がることも。「糸島しごと」が地元の人たちの理解を得ながら、繋がりを大切にして成り立っていくことで、地域と結びついた働き方になっていくと思います。

二見ヶ浦

8つの「糸島しごと」

主に糸島市在住の女性ライターが「糸島しごと」で活躍する8人にインタビューを行っています。8人の働き方や考え方、ライフスタイルをまとめた記事を、糸島市の特設サイト内で随時公開しています。詳しい内容は、ぜひ下記のリンクからご確認ください。

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