特集

地場企業の自信作が続々
百貨店広報が選ぶGWのおすすめ福岡土産

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■福岡三越

◇茶どころ八女から隠れた人気商品も

○八女の紅茶

古賀茶業(福岡県みやま市)の福岡八女の茶葉を使った紅茶。「紅茶は海外生産がメーンだが、国内生産にこだわる方にも人気が高い」と広報担当の森山ミキさん。「軽く、常温保存ができ、持ち運びしやすいという土産選びのマスト条件を兼ね備えている点も支持されている理由」とも。「日本人の口に合う味と香りが特徴」でストレート、レモングラスなどをそろえる。各540円。

○八女新茶「香」

紅茶のほかに話題を集めているのは「八女新茶『香』」。JR九州が運行しているクルーズトレイン「ななつ星in九州」で提供している煎茶で、売り上げを伸ばしているという。「今年の旬なお土産としておすすめ」。1,080円。


◇太平閣の肉まん

太平閣(大野城市)と岩田屋本店、福岡三越の3カ所限定で販売している同商品。「ほんのり甘いモッチリした生地に、たっぷり入った餡は食べる度に肉汁が溢れて、私もハマっている」と森山さん。6個入り1,026円。


◇一風堂のおみやげセット

濃縮なスープの「赤丸」とにんにくペースト付きの「白丸」のラーメン各1食と、もやしに混ぜて使う「ホットもやしソース」がセットになった同商品。「博多らしい定番土産もぜひ」。1,674円。

■岩田屋本店

◇岩田屋のオリジナル商品も

○とんこつラーメン

定番の博多ラーメンでも、同店でのみ販売する同商品。「食品担当者が人気ラーメンの味を研究して作り上げた」と広報担当の田口勢子さん。1357円。

○岩田屋うまくち醤油

そのほか、オリジナルで手掛けたしょうゆも登場。創業1855年の老舗「ジョーキュウ」(大名1)が福岡県産丸大豆と小麦で仕込んだもので、もちろん岩田屋限定販売。各486円。


AVILOオリーブオイル ショートボトル

同店の本館地下2階に店を構える九州発のオリーブ専門店「AVILO(アビーロ)」の専属オリーブソムリエがセレクトしたオリーブオイル。同店ではオリーブオイルのほか、コスメなどの品ぞろえも豊富。1,080円~。

◇五口福 五口福ごのみ

材料のたらこ、だし、酒、みりん、唐辛子の5つのおいしさから名付けた明太子ブランド「五口福(ごこふく)」の明太子を一味やバジルオリーブ、梅、マヨネーズ、イカで味付けした同商品。「個性的な味付けでお試しにもぴったり」と田口さん。各280円~。

■大丸・福岡天神店

◇九州野菜DRESSING

熊本のしょうゆメーカー「フンドーダイ」が九州の食材を使い、2013年に立ち上げた新ブランド「九州Kitchen」のドレッシング。長崎県産にんじん×熊本県産パプリカ、鹿児島県産さつまいも×熊本県産かぼちゃなど、相性の良い2種の野菜を組み合わせた計5種類のドレッシングをそろえる。「彩りもきれいでギフトにも最適」と広報担当の鴨打美紀さん。「肉や魚料理のソースとしてのアレンジ使いも」。各540円。

◇テールラーメン

「レストラン牛王」(六本松3)が手掛けるオリジナル商品。「九州では大丸限定の販売で人気」と鴨打さん。「ボリュームもあり食品担当者も太鼓判を押す味」とも。1,026円。

◇博多あまおうのダックワーズ

久留米に本店を構える洋菓子店「銀のすぷーん」。「地元食材にこだわった焼き菓子や可愛くラッピングした詰め合わせは福岡土産としても人気」と鴨打さん。ゴールデンウィークには、同店で焼き菓子2位の人気を誇る「ダックワーズ」に福岡県産ブランドいちご「博多あまおう」を使った新作を販売。「ゴールデンウィーク期間中は大丸のみの販売でおすすめ」。6個入り1,080円。

 

 各店とも担当者一押しの商品が集まった福岡土産特集。全国的に知られる有名土産の後ろでは九州の企業の自信作が続々と登場している。定番土産に飽きた、人と差を付けたい土産選びの参考にしてみては。

取材・文/編集部 秋吉真由美

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