都久志会館(福岡市中央区天神4)を所有・運営する福岡県教職員互助会は10月1日より、同館のネーミングライツ(施設命名権)のスポンサー企業を募集している。
同互助会は、同館のネーミングライツ導入による新たな財源で、施設の改修や現在の利用料の維持を確保するのが狙い。応募条件は、契約期間=5年間、年額=1,500万円以上(消費税と地方消費税別途)。名称変更時期は2008年4月1日からを予定している。募集期限は特に定めず、応募申し込みがあり選定委員会で決定された時点で締め切る。
同館は天神に開館して28年間、文化講演会や映画試写会、コンサート、各種学会、研究会などのさまざまな催事に利用され、多くの福岡市民に親しまれている。定員637人のホールを中心に、定員12~170人の大小会議室などから成る。2006年度のホールの来館者(会議室を除く)は108,240名で、映画試写会のみでも5万人以上の来館があったという。