キャナルシティ博多(福岡市博多区住吉1)で11月10日、「トード・ボーンチェ デザインレクチャー」が開催された。
同イベントは、同日から開催されている「キャナルシティ クリスマスファンタジア」の一環で、同施設のクリスマスオブジェ「森のクリスマス」をプロデュースした世界的プロダクトデザイナー、トード・ボーンチェさんの来日に合わせて企画されたもの。
イベントには、福岡で活躍するクリエーターやデザイン・建築を学ぶ学生ら約80人が参加。ボーンチェさん解説のもと、これまでの作品紹介や今回制作したクリスマスオブジェ「森のシャンデリア」に関する約1時間の講義を行った。ボーンチェさんは、「キャナルシティのサンプラザステージを最初に見た時、舞踏会のステージというイメージを持った。そして、そこにはシャンデアリアが足りないと思い、今回、シャンデリアをイメージしてデザインした」と話していた。
イベントに参加したデジタルハリウッド福岡校でウェブデザインを学ぶ平野裕子さんは「ただ作品を作ろうとするのではなく、背景となるストーリー作りが大事だということが分かった。今後の勉強に生かしたいと思う」と感想を明かした。