西鉄ホール(福岡市中央区天神2)、イムズホール(中央区天神1)ほかで4月5日より開催される「第2回福岡演劇フェスティバル」の概要が2月7日、発表された。
同フェスティバルは、福岡の演劇界の底上げ的な役割に加え、表現者と福岡内外の企業とのつながりを目的とした演劇祭で、今年で2回目を迎える。
今年は、リリパットアーミーIIの「罪と、罪なき罪」がオープニングを飾り、今年から設けられた同フェスティバル選考委員推薦枠で参加する「劇団アントンクルー」、九州・山口エリアで3年以上活動している劇団が公募できるチャンス枠を見事勝ち抜いた「劇団Hole Brothers」、「劇団HIT!STAGE」、「F’s Company」、大堀こういちさんと温水洋一さんの2人芝居「O.N.アベックホームラン」の特別編と題した「ショートスケッチ+初めての映像上映とトークのライブショウ」、福岡にもファンを増やしつつあるという京都の劇団「ニットキャップシアター」ほか全9劇団が参加する。
同フェスティバルの実行委員長を務める西鉄ホールの中村絵理子さんは「昨年は地元劇団『ギンギラ太陽’s』など知名度の高い劇団を呼び、演劇ファン以外の集客を心がけた。昨年培った足跡をしっかりと形にしていきたい」と意気込む。
昨年は、全国から集まった9劇団全36ステージが上演され、9,987人を動員。「フェスティバル自体も好評で全国の劇団からの問い合わせも多い。(九州・山口エリア限定の)チャンス枠のエリア拡大も視野に入れていきたい」(同)と話している。
昨年、好評だったという共通チケット(一部作品除く)=12,000円も50枚限定で3月1日より、ローソンチケット、事務局ホームページで販売する。
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