毎年9月に行われる「アジアフォーカス・福岡国際映画祭」の開催時期以外でも、アジアや映画に対する関心を高めようと、アジア映画に精通した講師を招いた「アジアフォーカス映画講座」が行われる。主催は同映画祭実行委員会と福岡市。
福岡市総合図書館とタイアップし、同館内にある映像ホール・シネラで上映されている映画特集に合わせて講座のテーマを設ける。3月から7月まで、毎月1回(全5回)開く。
3月18日に行う1回目のテーマは「私の台湾映画事情」。中国映画の自主上映活動などを展開しているという、福岡大学人文学部東アジア地域言語学科講師の間ふさ子さんが台湾映画について語る。会場はアクロス福岡(福岡市中央区天神1)。定員は50人で参加無料。
そのほか、第2回(4月15日)=は「韓国映画に見るソウルの変化」、第3回=「戦争と女優」、第4回=「マレーシア映画」を予定。映画祭直前となる7月に行われる第5回は「今年の映画祭について」をテーマに開く。
同講座担当者は「映画祭の開催期間中以外にも、アジアや映画への興味を持ち続けてほしい。また、興味がない人もアジア映画へ関心を向けてくれれば」と話している。
第1回目講座の申込みは3月7日まで。
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