天神の洋服店、タイHIV感染孤児らが作った作品を販売-支援の一環で

イムズ3階の「jalan jalan」でタイのHIV感染孤児を支援する企画展

イムズ3階の「jalan jalan」でタイのHIV感染孤児を支援する企画展

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 イムズ(福岡市中央区天神1)3階の洋服店「jalan jalan(ジャランジャラン)」は4月16日より、タイのHIV感染孤児の生活施設「バーンロムサイ」を紹介する企画展を開催している。

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 「バーンロムサイ」とは、両親をエイズで亡くし、自身もHIVに母子感染した10歳以下の子どもたち約30人が生活している施設で、1999年12月にタイ北部のチェンマイ市郊外に開設された。子どもたちが将来自立できるようにと、ボランティアとともに衣服や小物などを作っている。

 同店はタイへ商品の買い付けの際に同施設の存在を知り、6年前より商品の仕入れを開始。4年前から同施設とコラボ商品を作るなど、本格的に支援活動を展開しているという。今回の企画展では「バーンロムサイを1人でも多くの方に知ってほしい」(同店の安部実希子店長)と企画された。

 店内では、ボランティアと子どもたちの手で作られたクマのストラップ(1,050円)や子どもたちが描いた絵画、子どもたちのイラストを表紙にしたノート、絵はがきなどカラフルで個性が際立つ作品約50点を展示・販売しているほか、同施設の概要やHIVの正しい知識を紹介したパネルの展示も併せて行っている。

 同店を運営する小竹正(東区多の津1)の末崎こずえ係長は「子どもたちが楽しみながら作った、純粋さが詰まった作品ばかり。今後も支援活動は続けていきたい」と話している。

 4月27日まで。

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