「春吉」地域の店主らで結成した晴好実行委員会が企画したイベント「晴好夜市」が5月11日、サンセルコ広場(福岡市中央区渡辺通1)で開催される。今年で4回目。
今年の目玉は、同実行委員会が地元の飲食店と協力して作ったご当地バーガー「春吉名物 弥平バーガー」の販売。「春吉ブランド」第1弾の米作りから手がけた特別純米酒「晴好の風」に続くオリジナル商品で、ハンバーガーの具には刺身でも食べられるほどの新鮮な鶏のむね肉を使用するなど、細部にまでこだわり作られたという。「弥平」というネーミングは今から約150年前、洪水で度々流され破損を繰り返してきた住吉と春吉とを結ぶ住吉橋を守るために私財を投じた春吉のヒーロー「稲光弥平」から名付けた。100個限定で、価格は400円。
「こだわり」のご当地バーガーの誕生に、同実行委員会の横地さんは「夜市終了後も、春吉エリアの飲食店で『弥平バーガー』の販売や、各店舗でアレンジし、『晴好バーガー』として企画を継続していきたい」と話す。
そのほか、昨年好評だったライブペインティング、地元同級生の55歳5人から成るバンド「ちゃあらんず」をはじめとする地元有志らによるライブ、ビール早飲み大会などを開催するほか、地元店舗の商品を紹介するコーナー「春吉物産市」や飲食物販コーナーに計16店が出店する。
昨年は2,000人が来場し、盛況ぶりをみせた。「『弥平バーガー』の力で、今年もさらに盛り上げたい」(同)と意気込みをみせる。
開催時間は14時30分~21時。雨天中止。入場無料。
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