大稲自動車(福岡市東区)は5月1日より、天神・博多を中心に妊婦を対象とした「プレママタクシー」サービスを開始した。
同サービスは、昨年8月に開始した「こどもタクシー」に続くサービスの第2弾で、「こどもタクシー」の利用客の「タクシーを出産のとき、夜中でも呼べるか」などの問い合わせや要望に応えたいと運行を検討してきたという。緊急時にも対応できるよう、医師による研修を受けたドライバーが乗務する。
利用は、病院や担当医師などの事前登録(無料)が必要だが、別途追加料金などは一切かからない。事前登録のため、出産で病院に向かう緊急時には、同社が病院へ「何分後に向かうか」の連絡代行も行う。また、緊急時のタクシー料金の支払いは後払いできるほか、全車に防水シートカバーも装備するなど、細かい点にも配慮した。
現在までに緊急時での利用はまだないが、計16件の利用があり、「安心できる」「出産時の不安が和らいだ」などと好評だという。
同社の黒澤義雄さんは「こどもタクシーとプレママタクシーを通じて、お客様の意見を頂き今後もサービスを展開していきたい」と話している。
大稲自動車が「こどもタクシー」導入-塾の送迎ニーズに対応(天神経済新聞)薬院に「情報発信を行う」酒販店-酒税改正で新形態へ(天神経済新聞)西鉄、グループ会社のタクシーに高速配車システム導入(天神経済新聞)自転車を使った「ベロタクシー」が運行開始-広告媒体にも(天神経済新聞)大稲自動車