東西の落語家が勢ぞろい「博多・天神落語まつり」-楽太郎さんら会見

会見に出席した三遊亭楽太郎さん(左)と桂歌丸さん

会見に出席した三遊亭楽太郎さん(左)と桂歌丸さん

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 福岡市内の3会場で今秋行われる「三遊亭楽太郎プロデュース 博多・天神落語まつり」の記者発表が6月25日、イムズホール(福岡市中央区天神1)で行われた。

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 会見には、同公演をプロデュースする三遊亭楽太郎さん、「笑点」の司会で知られる桂歌丸さんが出席。同番組で見せる火花を散らし合う「対決モード」とは一味違い、終始アットホームな雰囲気で行われた。

 同公演は、三遊亭楽太郎さんの呼びかけで昨年11月に初めて開催され、2日間・2会場・11公演で6,500人を動員。今年は、イムズホール、福岡銀行本店大ホール(中央区天神2)、エルガーラ大ホール(中央区天神1)の3会場で18公演と規模を拡大して行われる。

 出演メンバーは、桂三枝さん、桂文珍さん、笑福亭鶴瓶さん、林家木久扇さんなど東西の落語家約30人が顔をそろえる。「笑点メンバーが全員そろうのは地方初で貴重」(楽太郎さん)、「私を含めて勉強家ばかりがそろっている(笑)。大いに比べて、大いに笑って」(歌丸さん)と話す。

 昨年は別の仕事で参加できなかったという歌丸さんは「私にとっては1回目の勝負どころ。今から披露するネタが頭に入っている。楽さんには負けられない。あと80年生きるから」と会場をわかせた。東京都内では年1回のライブを行っているが地方では初披露という、三遊亭小遊三さん率いるバンド「にゅうおいらんず」の登場も「今年の目玉」だという。

 楽太郎さんは「芸どころの福岡は、厳しくも温かい。昨年、福岡は芸人を育ててくれる街だと感じた。生の落語の醍醐味とは芸人と同じ空気を吸うこと。自分の感性の中で楽しんでほしい」と意気込みを見せる。

 公演期間は10月31日~11月2日。入場料は5,000円(全席指定)。ローソンチケット、チケットぴあほかで8月30日より販売開始。

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