福岡市美術館で企画展「イケメン大集合」-所蔵作品から34点展示

企画展開催のきっかけとなった多々羅義雄さんの作品「丘に立つ丸山君」(左)と「愛犬トミーと榎本君」

企画展開催のきっかけとなった多々羅義雄さんの作品「丘に立つ丸山君」(左)と「愛犬トミーと榎本君」

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 福岡市美術館(福岡市中央区大濠公園1)2階の企画展示室で7月15日より、同館の所蔵品から男性をモチーフにした作品を集めた企画展「イケメン大集合~絵になる男たち~」が開催されている。

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 同館学芸員らはかねてより、「(同館所蔵作品の中で)タイトルが面白く、ひときわ異彩を放っていた」(学芸員の三谷理華さん)、福岡市西区出身の画家・多々羅義雄(1894-1968)の作品「愛犬トミーと榎本君」(1930年)・「丘に立つ丸山君」(1933年)の効果的な展示方法を思案していた。その過程で、「女性をモチーフにした美人画は多いが、男性の『イケメン画』がない」(同)という意見が飛び出し、今回の企画展が生まれたという。

 会場では、「『自画像』のイケメン」「『肖像画』のイケメン」「肉体派、イケメン」「アイドル!イケメン」「哀愁のイケメン」の5つのテーマに分けて、日本、イギリス、フランスなど28作家の作品、計34点を展示している。

 三谷さんは「テーマ一つで同じ作品でも見方が変わる。いろんな楽しみ方で作品をさまざまな角度から見てほしい」と話している。

 開館時間は9時~17時30分(日曜・祝日除く7月・8月は19時30分まで)。料金は、一般=200円、高大生=150円、小中生=無料。9月7日まで。

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