アパレルショップの運営などを手がけるギンガム(福岡市中央区大名1)は11月28日、焼肉店「焼肉五感」(中央区春吉3、TEL 092-741-6336)をオープンした。同店は、同社の飲食事業の1号店目となる。
店舗面積は約28坪。「今泉や大名、高砂なども出店場所として検討したが、2011年の新博多駅ビル開業も視野に入れると、博多と天神の中間が良いのでは」(同社取締役の前田敏光さん)と春吉への出店を決めた。店名には「焼肉を五感(味覚、嗅覚、視覚、聴覚、触覚)で楽しんでほしい」(同)との思いが込められているという。
「白」を基調とした店内には、「目の前で肉を切るライブパフォーマンスも楽しめる」(同)カウンターやテーブル席、個室の最大42席を設けた。
メニューは、約15の部位がそろう単品メニューのほか、前菜や焼き物盛り合わせ、デザートなど約11品のコース料理(6,000円、8,000円)も用意。アルコール類は、ワイン約10種をメーンに多数そろえる。「いろんな部位が食べたいので一切れや二切れずつ」「薄切りで」など、客の好みでのオーダーも可能という。客単価は約7,000円。年間売り上げは6,000万円を見込む。
「焼肉は『韓国』のイメージが強いが、日本で生まれたもの。和のテイストを交ぜたメニューを取り入れ、肉本来の味を楽しむ『日本式焼肉』を浸透させたい」と前田さん。2号店目の出店は海外を検討しているほか、国内外で低価格の焼肉店展開も企画しているという。
営業時間は17時~24時。今月中は無休(1月より不定休)。