作家10人で「アートのセッション」-制作過程から完成までをすべて公開

大名で現代アートプロジェクト「~アートの机プロジェクト~LIFE STYLES展2nd」が開催

大名で現代アートプロジェクト「~アートの机プロジェクト~LIFE STYLES展2nd」が開催

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 キキプレイスファーストバース(福岡市中央区大名1)で現在、現代アートプロジェクト「~アートの机プロジェクト~LIFE STYLES展2nd」が開催されている。

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 2004年に開催した国際交流展「LIFE STYLES展」の企画運営を手がけたメンバーが再集結して企画した同展。今回は福岡在住の26~54歳の作家10人が参加している。会場の中心に置かれた「机」を共通のツールとし、制作過程から完成までのすべてを展示する形式で行う。

 参加メンバーのひとりで、中村学園大学で美術を教える古賀和博さんは「創作活動は、作家にしてみれば見せたくない部分でもあるが、作家同士が感性を刺激し合うきっかけになる」という。期間中、「作家同士の駄目出しもOK」とも。

 共通ツールの「机」に置かれた模造紙には、来場者の落書きや作家のアイデアスケッチなどが自由に書き込まれている。会場の床には丸太や画材などが転がり、創作活動に没頭する作家の姿が見られるなど、普段見られない制作過程や技法が楽しめる内容になっている。

 古賀さんは「ジャズのセッションのアート版。自由に楽しんでもらえれば」と話す。

 開催時間は11時~19時(3月2日・6日は休館)。入場無料。3月15日まで。問い合わせは同展実行委員会(TEL 092-566-7354)まで。

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