福岡都市フォーラム実行委員会は3月3日より、福岡市内で4月5日~9日に開催予定の「福岡都市フォーラム」の一般プログラム参加受け付けを開始した。
同フォーラムは、1974年にパリを本部に設立した、60カ国約2,000人を超える都市開発の実務者らが集う団体INTAのメンバーを招へいし、福岡で視察や地域団体へのインタビュー、ワークショップなどを実施し、福岡の問題点の改善や新たな視点での提案、福岡の知名度向上などを目的に行うもの。期間中は、関係者プログラムのほか、市民参加型の講座なども行う。
公開講座は4月7日・8日午前に実施。同フォーラム実行委員会でもある天神明治通り街づくり協議会メンバーによる講義「福岡都心の歴史」、福岡市役所担当者が講師を務める「福岡市で前講座」、九州大学の学生による「都市デザイン設計発表」など計4講座を開く。定員は各60人。参加費は1日500円。
そのほか、天神の開拓史とオフィスを回るツアーや、新・博多駅ビル工事現場を見学するツアーも。「市民のために」とフォーラムの趣旨に賛同したJR九州の計らいで実現したという新・博多駅ビル工事現場見学会は希少な機会で、「今までにも工事現場の取材などは一切受けておらず、この先にも一切公開する予定はないという。今回(同ツアー)のみ公開される」(同協議会担当者)という。両日とも午後に実施。定員は各20人。参加費は500円。
同9日には、アクロス福岡(中央区天神1)で基調講演、INTAメンバーによる海外事例報告、提言など、公開フォーラムを行う。定員は500人。参加費は1,000円。
参加申し込みは、天神明治通り街づくり協議会ホームページ、メール、ファクスで受付ける。問い合わせは同協議会(TEL 092-737-6188)まで。