西鉄ホール（福岡市中央区天神2）で5月に上演されるミュージカル「The Game of Love～恋のたわむれ～」に出演する岡幸二郎さんが、公演に向けての意気込みを語った。

　福岡県出身の岡さんは、15歳のときに見たミュージカル「コーラスライン」に感動し、ミュージカルの世界へ。1991年に劇団四季に参加し、「オペラ座の怪人」「クレイジー・フォーユー」などに出演。1994年には東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」を始め、話題作に続々と出演する。186センチの長身と「幼少時には地域ののど自慢大会荒らしだった」（岡さん）という自慢の歌唱力で人気を集めている。

　同作は、19世紀末のウィーンが舞台に、岡さん演じるプレイボーイ・アナトールが友人のマックス（今井清隆さん）とともに、サーカスの女、人妻、女優など5人の女性との恋の思い出をたどるオムニバス形式のミュージカル作品。ピアノ、バイオリン、チェロの生演奏で奏でるジャック・オッフェンバックの音楽に乗せて描く。

　「どの女性に共感できるか、アナトールが敵に見えるか、かわいく見えるかは、見ていただいた方によるのでは」と岡さん。「当時の衣装や生演奏も見どころで、高級感あふれる上質な華やかさを楽しんでいただければ」とも。

　公演は5月27日、13時～・19時～の2回公演。入場料は8,500円（全席指定）。今月17日より先行販売、28日より一般発売開始。問い合わせはピクニック（TEL 092-715-0374）まで。