西部ガス(福岡市博多区千代1)は2010年3月、中央区浄水通に「西部ガス食文化スタジオ」を開設する。
近年の食生活の乱れや生活習慣病、食の安全などが問われることを背景に「食の情報発信拠点として貢献できれば」(同社広報室の高木敬介さん)と開設を決めた。
敷地面積は約160坪で、延べ床面積は約281坪。建物は地上3階建てで、1階は駐車場・イベントスペース、2階はテナントスペースとなり、フランス料理店の「こじま亭」が出店する。3階は講座やセミナーのスペース・事務所。
栄養士や料理研究家らによる食の講座・セミナーを年間約150回実施するほか、生活習慣病対策などの健康食や治療食のメニュー開発なども行う。