博多大丸(福岡市中央区天神1)は、9月28日、セディナ(名古屋市)と提携して新「博多大丸カード」を発行すると発表した。
新カードは、既存の「大丸ゴールドカード」に代わる国際ブランド付きクレジットカードで、来年春の岩田屋「AZカード」の伊勢丹「アイカード」への統合、2011年博多駅ビル完成に伴う博多阪急の出店に向けた顧客の囲い込みを図る。
入会金、年会費は永年無料。博多大丸での利用100円につき1ポイント、博多大丸以外でも世界中のVISA加盟店利用200円に付き1ポイントが付与されるほか、電気・ガスなどの公共料金引き落とし利用でも200円につき1ポイント、来年春から大丸・松坂屋グループ各店での利用でも大丸ポイントが付く。来店での10ポイント付与サービスも継続する。貯まったポイントは1ポイント=1円で、1円単位ですぐに利用できる。
カードデザインは地元密着を意識し、緑のエコカラーを基調に「パサージュ広場」の写真を載せた。
発行は12月1日から(受け付けは10月14日から)。同社は、既存カードの切り替えで来年までに30万口座、新規会員6万口座を目標に据える。純増は約5万口座、既存カードと合わせてカード会員数52万人を見込む。