アクロス福岡(福岡市中央区天神1)2階の匠ギャラリーで12月1日、「博多人形『寅』の干支展」が始まった。
同展は、62人の組合員で構成する「博多人形商工業協同組合」が企画したもので、会場には来年の干支(えと)である「寅」をモチーフにした、35人の博多人形師の作品約130点を展示している。
剣道をする寅や、5円をくわえた「御縁寅」、金のわらじを履いた寅など3.5センチの手のひらサイズのものから30センチのものまでさまざま。同時に販売も行っており、525円からそろえる。
同組合の後藤達明副理事長は「博多人形を敷居が高いイメージを持たず、若い世代の方に気軽に見てほしい」と話す。
会場では人形師による絵付けの実演も。開催時間は10時~18時(最終日は16時まで)。今月8日まで。