岩田屋本店（福岡市中央区天神2）本館7階で12月2日、「テディベアコレクション～愛され続けるテディたち～」が始まった。

　期間中、テディベアカンパニーの独シュタイフ社・メリーソート社の製品や作家の作品約80種のほか、キーホルダーや携帯ストラップなど雑貨もそろえる。

　登場したテディベアの中での目玉は、世界各地のコンクールで12年連続大賞を受賞しているドイツのテディベア作家カリン・デ・ロレンツォさんの今年の新作。手や足以外に目や口も動く作りが特徴。予約は10年待ちとも言われ、手がけた作品は「幻のベア」と呼ばれている。九州で店頭に登場するのは今回が初という。

　1種で1,000体の生産でも限定テディベアと呼ばれるが、ロレンツォさんは1種類につき5～10体程度しか製作しないという。今回は年間で30～40体製作する作品のうち、新作5種9体をそろえていたが、初日にすでに2体の予約が入り、残りは4種7体という。価格は59万8,500円～89万2,500円。

　「目や口が動き、生きているような表情でリアル。この貴重な機会に店頭では実際に手に取り、癒やしてもらえれば」（同売り場担当の石川眞人さん）という。

　営業時間は10時～20時（最終日は17時まで）。今月7日まで。