信長・秀吉・家康――三越・福岡天神店（福岡市中央区天神2）浴衣売り場に外国人、歴女らをメーンターゲットにした「漢字」が描かれた浴衣が登場している。

　「外国の方に浴衣を気軽に着てほしい」（同売り場担当の山口麗子さん）と同店では、漢字や松、龍などが描かれた和柄商品を「SUKIYAKI YUKATA（スキヤキユカタ）」と名付け、売り場を展開している。

　紺地に「家康」「秀吉」「信長」と金色の文字で描かれている「漢字浴衣」。「店頭に並んで2週間弱、日本男性にも好評」と山口さん。「おはしょりがいらず、ウエストを腰ひもでゆるく結んで着用するタイプ。綿100％なので、部屋着やガウンとして、歴史好きの方はもちろん、外国の方に気軽に浴衣を楽しんでいただければ」と話す。サイズはS・M・Lをそろえ、メンズ（6,090円～）、レディス（5,670円～）をそろえる。

　そのほか、今年は「大柄のデザインが目立ち、ピンクや赤など濃い色が多い傾向にある」と山口さん。「ツモリチサト」「組曲」「こむさでもーど」など17ブランドをそろえる。価格帯は、プレタ着物＝2万1,000円～3万9,900円、浴衣反物＝1万1,025円～5万5,650円。

　営業時間は10時～20時。8月16日まで。