福岡の近現代建築を巡るツアー「MAT fukuoka」が8月6日～8日、市民や観光客を対象に開催される。

　建築の魅力を紹介し、街への愛着を深めてほしいと始まった同企画は今年で2回目。ツアーガイドは建築を学ぶ学生や建築専門家ボランティアが行い、昨年は市民や九州各地から訪れた観光客ら延べ882人が参加した。

　対象建築は「福岡銀行本店」「博多小学校」「キャナルシティ博多」「大濠公園能楽堂」など。昨年同様のスポットツアーと専門家によるレクチャーから好きな3つのプログラムを選ぶコース（中学生以上1,000円、小学生500円）のほか、今年は「九州大学箱崎キャンパス」「アイランドシティ中央公園」など郊外を巡るバスツアー（3,000円）、博多湾から福岡都市景観を楽しむ博多湾クルージング＆レストランシップ「マリエラ」のコース（4,500円）などを新設した。

　申し込みはホームページかファクスで受け付ける。問い合わせは同実行委員会事務局（九州大学人間環境学研究院　末廣研究室内TEL 092-642-3351）まで。