ソラリアプラザ（福岡市中央区天神2）で9月21日～30日、「福博世間遺産写真展」が開催される。

　「世間遺産」は、「昔からそこに暮らす人の生活や地域の歴史によって作られた建物や道具のある景観」を指すもので、「世間遺産放浪記」を出版した写真家・藤田洋三さんが提唱している。

　「身近にある福岡のご当地『世間遺産』を写真で残そう」と福博版の世間遺産写真展を企画。市民や写真家に作品の募集を呼び掛けている。応募条件は中学生以上で、プロアマは問わない。写真家や建築家らで構成された認定委員が応募作品の中から50点を「福博世間遺産」として認定。選ばれた「世間遺産」をソラリアプラザで展示する。

　8月7日には「世間遺産」の概要や作品の紹介、遺産探しのポイントなどを藤田さんがレクチャーするワークショップを開催。参加費は無料。

　作品の応募は8月31日まで。問い合わせは同実行委員会事務局（TEL 092-751-9128）まで。