福岡市内で今秋行われる公演「三遊亭円楽プロデュース 博多・天神落語まつり」に先駆けて8月3日、三遊亭円楽さんら出演者が意気込みを語った。
今年で4回目となる「博多・天神落語まつり」。昨年は23公演で1万3,800人を動員した。今年は、福岡銀行本店大ホール(福岡市中央区天神2)、イムズホール(天神1)、エルガーラホール(天神1)に加え、都久志会館(天神4)、福岡安田明治生命ホール(博多区中洲5)の計5会場で開催。東西の落語家50人が顔をそろえ、29公演を予定する。
会見には円楽さんをはじめ、桂米團治さん、三遊亭歌之介さん、柳亭市馬さん、林家たい平さんの5人が出席。「手探りで始めたこのイベントも4回目。芸どころ博多の特性にも助けられ、今ではリピーターも多いイベントに成長した」と円楽さん。たい平さんは「芸人として、声がかかるとうれしいイベント。今年で3年目(の出演)。ネタが足りない」と笑いを誘った。
円楽さんは六代目三遊亭円楽を襲名して、初の「博多・天神落語まつり」となる。「開催初日は師匠(5代目円楽さん)の命日。(生前に)プロデュース力が足りないと指摘されたこともあった。師匠の名を懸けて成功させたい」と意気込みをみせる。
公演は10月29日~10月31日。入場料は各5,000円(全席指定)。ローソンチケット、チケットぴあほかで8月29日より販売開始。