大丸・福岡天神店(福岡市中央区天神1)と福岡パルコ(天神2)は1月21日、母娘での買い回りを狙った共同販促キャンペーンを始めた。
40~50代の母親層は大丸、20代の娘層はパルコと、両店の特性を生かした「母娘2世代」に絞った販促キャンペーン。大丸1階のメーンディスプレーでは、大丸のミセス1ブランド、パルコのヤング2ブランドで「母」「娘」それぞれに提案するコーディネートを飾り、パルコでは雑誌「NO!!」に登場した読者モデルの親子を起用したキャンペーンポスターを掲示した。
「渡辺通りを挟んで南東と北西に位置する両店が展開することにより、おのずと他の商業施設への回遊効果も期待できる」(大丸・販売促進部の秀島弘美さん)。「3月には新博多駅が開業。買い回りができることが特徴の天神の魅力を連携でさらに高めていきたい」(福岡パルコ営業課・伊藤智人課長)。
ディスプレー展示は約1週間を予定し、その後は「別の売り場でも展開予定」と秀島さん。「今後も連携は継続したい。百貨店の細かい接客も学んでいきたい」(伊藤さん)と今年4月には合同で接客力向上を目指すロールプレイングコンテストなども行う予定。
パルコで今月27日より開催する企画展「USAVICH アソビッチ展」への入場が、大丸カードの提示で無料になるサービスも実施する。