大丸・福岡天神店(福岡市中央区天神1)本館6階アートギャラリーで4月20日、「平城遷都1300年祭」の公式マスコットキャラクター「せんとくん」のデザインを手がけた彫刻家・藪内佐斗司さんの作品展が始まった。
藪内さんは1953(昭和28)年、大阪市出身。東京芸術大学美術学部彫刻家を卒業後、文化財の保存・修復を経験、1987(昭和62)年より彫刻家として活動。せんとくんのほか、JR博多シティ(博多区)の屋上庭園「つばめの杜ひろば」のモニュメントなども手掛けている。
同展では、せんとくんのモデルになった「平城の童子」や大きなカブを抱えた「かぶあげ童子」、「こぼすなさま」などの童子シリーズ、干支(えと)をモチーフにしたブロンズや木彫りなど新作4点を含む80点を展示・販売している。価格は3万6,750円~840万円。
併せて、ストラップ「恋の縁結び童子」(700円)、シール「縁結び太郎」(105円)などのグッズも販売している。
営業時間は10時~20時(最終日は17時まで)。入場無料。今月26日まで。