デジタルコンテンツ協会(東京都)は1月25日、「第20回デジタルコンテンツグランプリ」の贈賞式を開催した。同大会は、国内部門と海外部門があり、国内部門はデジタルコンテンツ産業の「新市場創出」と「人材発掘」を目的に、商品化されたコンテンツやサービス・システムなどのうち、特に優れたものを発掘・評価し、功績を称えるもの。国内部門は、ノミネーター制を導入し、デジタルコンテンツ部門49件、サービス・システム創出部門55件の推薦案件を対象としたほか、海外部門は公募による応募19件を対象とした。国内部門のデジタルコンテンツ部門では、RPGのゲームソフト「ローグギャラクシー」を制作したレベルファイブ(大名2)が「優秀賞」を受賞した。同社は昨年、「ドラゴンクエスト8」を制作してスクウェア・エニックス(東京都)と共同で「DCAj会長賞」を受賞したが、単独での受賞は今回が初だという。このほか、今年のデジタルコンテンツ部門の「DCAj会長賞」は、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」が受賞したほか、サービス・システム創出部門受賞作品では、アップルコンピュータの「iPod/Podcasting/iTunes Music Store」が経済産業大臣賞を受賞した。(写真=受賞したレベルファイブ日野晃博さん)第20回デジタルコンテンツグランプリ