福岡市は11月20日、福岡市役所前ふれあい広場(福岡市中央区天神1)をリニューアルすると発表した。
横幅25メートル、奥行13メートルの屋外ステージの屋根や音響設備などを備えるほか、芝生の拡張などを計画しており、来年3月末の完成を予定する。今回の整備により、イベントごとの屋根の設置・解体費用などが不要となり、年間約1,000万円の経費節減が期待できるという。事業費は約1億6,200万円。
併せて、市が広場を利用する博多どんたくやアジアマンスなどのイベント期間90日程度以外を民間事業者へ有料で貸し付ける。年間の最低貸付料は1,000万円で、貸し付け業者は提案型の公募で決定。地元アーティストなどに発表の場として提供する取り組みなども盛り込む予定という。