福岡市内のカフェで4月13日より、イベント「グッドモーニング福岡」が開催される。
朝食を食べる習慣がない若年層に向け、朝食のおいしさを提案しようと、九州のカフェ情報を配信するサイト「カフェ・トライブ」(福岡市西区)代表の久原茂保さんが参加を呼び掛けて実現したもの。昨年4月に初めて行われ、モーニング営業の経験のない店舗を含む9店舗が参加した。
2回目となる今年は、「Motoy珈琲」(福岡市中央区赤坂3)、「REC COFFEE」(白金1)、「マヌコーヒー大名店」(大名1)、「Benir Cafe」(警固2)、「SWEETS&CAFE Amis」(白金1)など13店舗が参加。各店オリジナルのホットサンドやトースト、パンケーキ、ホットケーキのセットなどを提供する。
1950年代ごろ、喫茶店が多い愛知県一宮市でコーヒーにピーナツやゆで卵などを付けたサービスを始めたことがモーニングの始まりといわれている。「愛知ではモーニングが定着しており、休日に家族そろって喫茶店でモーニングを食べることもある」と久原さん。「朝食をとらない世代へのアプローチを含め、朝食を通じた家族間のコミュニケーションのきっかけづくりにもなれば」と話す。
さらに「回遊する楽しみを」とスタンプラリーも行う。提供日時、営業時間は各店により異なる。5月12日まで。