名古屋の魅力をPRしようと観光関係者らで結成した名古屋圏観光宣伝隊が7月17日、天神経済新聞編集部を訪れた。
名古屋市をはじめ、犬山市、瀬戸市、豊田市、長久手市で構成した名古屋圏観光宣伝協議会の事業の一環で観光キャラバン隊を結成。福岡市を中心にキャンペーンを展開している。
1615(慶長20)年に徳川家康が建てた書院造の「名古屋城本丸御殿」。1945(昭和20)年に空襲で天守とともに焼失し、1959(昭和34)年に天守は再建、本丸御殿も2009年に復元工事が始まった。「完成は平成30年を予定しているが、5月29日より一部公開が始まった」と名古屋圏観光宣伝協議会会長の楠伸子さん。「ヒノキの香りが漂う中、見学していただければ」と話す。
名古屋の顔として観光キャンペーンを展開する「キラッ都なごやメイツ」の廣瀬菜都美さんは「歴女には名古屋のおもてなし武将隊、食通にはみそカツやひつまぶしなどボリュームたっぷりの『名古屋めし』もおすすめ。ちょっと足を伸ばして、6月に東海地方初の女性鵜匠(うしょう)が誕生した犬山市の『木曽川うかい』もどうぞ」とPR。
楠さんは「LCC(格安航空会社)も増便したので、来やすくなったのでは。ぜひ名古屋に遊びに来ていただければ」と呼び掛ける。