天神の各百貨店が1月2日、一斉に福袋の販売を始める。

　福岡三越（福岡市中央区天神2）は、10月に新装した地下2階の「駅ちかマルシェ」から「北野エース」の食品を集めた福袋（2,100円）や「ワインショップニコラ」の1袋限定「ドメヌ・ド・ラ・ロマネコンティ新春福袋」（201万4,000円）など、全館で約2万3000個をそろえる。

　6階宝石サロン売り場では高額福袋も用意。ダイヤやルビー、サファイアのリングに豪華客船「にっぽん丸」ペアクルーズ券をセットにした「～プレシャス三越宝飾セット～ハートリング3点にっぽん丸クルーズ付き福袋」（2,014万円）、ダイヤリングとネックレス、西鉄グランドホテルのエンパイアスイートペア宿泊券などをセットにした「ジュエリー＆ラグジュアリー『お・も・て・な・し』セット福袋」（315万円）などをそろえる。

　岩田屋本店（天神2）は約2万3,000個を用意。ルビーネックレスなど同店が選ぶ商品を入れた105万円均一福袋、3Dプリントで購入者のフィギュアを制作する福袋（564万9,210円）などバラエティーに富んだ福袋を展開。刺し身盛り合わせやふぐ刺し、すし、焼酎などを入れた「和のグルメスペシャル福袋」（1万500円）、ロースステーキやヒレステーキなどを盛り込んだ「佐賀産和牛わがまま福袋」（2万1,000円）なども。

　大丸・福岡天神店（天神1）は、キャリーケースやボストンバッグ、ダウンベスト、折りたたみ傘など「旅」をテーマにそろえたオリジナルの「旅友福袋」（200袋限定・1万円）をはじめ約2万5000個を用意。本館8階に特設会場を設け、1棟限定の家福袋「住友林業 快適ハウス『スマートこだち』（2,014万円）、非売品の仏像を含む「仏像21体福袋」（100万円）など60種類の高額福袋コーナーを展開する。

　初売りは3店とも1月2日9時から。