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天神の各百貨店、おせち料理の受け付け開始

福岡三越のおせち予約会場、午前中は行列も

福岡三越のおせち予約会場、午前中は行列も

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 天神の百貨店で10月1日、おせち料理の予約受け付けが始まった。

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 福岡三越(福岡市中央区天神2)では地下2階に特設会場を設置。「5万円以上の商品への問い合わせが多く、景気回復の兆しが見られる」(広報担当の森山ミキさん)と前年に比べ5万円以上のおせち取扱数を約1.3倍に拡大。「和風おせち三段」(美濃吉・10万5,000円)、取り扱い中最高価格の「和風二段」(高麗橋吉兆・15万7,500円)などの高額商品をはじめ、「料亭ミニおせち二段重雑煮付き」(桜坂観山荘・1万500円)など64ブランド161点をそろえる。平均単価は約3万円を見込む。

 大丸・福岡天神店(天神1)は1万円~12万6,000円の161点を用意。同店限定の「和風おせち料理」(河庄・5万2,500円)、山形のイタリア料理店「アル・ケッチャーノ」と岩手のフランス料理店「ロレオール」の両シェフによるおせち「和洋二段」(2万6,250円)、ホークスのキャラクターをあしらった重箱を使った「ソフトバンクホークス特選おせち」(2万1,000円)などバラエティー豊かにそろえる。

 岩田屋本店(天神2)は10月9日より受け付けを開始。博多の老舗料亭「老松」によるおせち「料亭老松 翔」(5万2,500円)や2人分の「料亭老松 和風ミニおせち」(1万500円)など179点をそろえる。「創房柚子庵冷凍おせち」(柚子庵・2万3,001円)など、冷凍・真空パックの配送用商品も強化する。平均単価見込みは約3万円。

 各店とも売り上げは前年5%増を見込み、予約は12月25日まで。

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