寒空の下、屋根なしバスにタンクトップ1枚で乗車し彼女への愛を試すバレンタイン企画「タンクトップ祭り」の開催に先駆け、企画した西日本鉄道の社員らが2月5日、実際に体験しながら通行客らに参加を呼び掛けた。
福岡市内の観光スポットを巡る2階建てバス「FUKUOKA OPEN TOP BUS(フクオカオープントップバス)」にカップルで乗車し、男性はタンクトップ1枚で60分~90分のコース1周を耐え抜くと、ホテルペア宿泊券などの賞品を進呈する同企画。西日本鉄道が「男性が女性に日頃の感謝を伝える一味違うバレンタインデーになれば」と初めて実施する。
来街者へ同企画のPRを兼ねて実施した試験運行には同社男性社員6人が参加。乗車前から鳥肌が立って震えていた参加者だったが、着用するタンクトップに彼女役の社員らが「愛のメッセージ」を描き応援すると、アイスクリームを食べて気合を入れるなどスタート前からおとこ気を発揮。時折強い風に吹かれながらも「2月14日タンクトップ祭り!ぜひおとこ気を見せてくださ~い!!」と大声で通行客らに呼び掛けた。
実施は2月14日。参加対象は18歳以上。参加料金は1人1,500円で、2人1組で受け付ける。定員は先着10組20人。対象となるコースは天神・福岡市役所前を16時発の「博多街なかコース」、同18時発の「福岡きらめき夜景コース」の2便。
「ギリギリ我慢できる」と参加した広報担当者。「ぜひ彼女のために頑張って」と話す。