イムズ(福岡市中央区天神1)地下2階に2月20日、九州産業大学の学生が地元企業と連携して手掛けた作品を一堂に集めたイベントが始まった。
「地域産業プロモーション」と題し、同大芸術学部の学生が九州の産業振興を目的に展開している活動で、会場には約50人の学生によるアイデアから生まれ、地元企業28社と約10カ月にわたって作り上げた作品約80点が一堂に並んでいる。
博多人形に学生が自由に絵付けした作品や、博多織の献上柄をモチーフにバッグを制作したものなどさまざま。博多人形を手掛けた美術学科3年の宮元美希さんは「絵付けそのものが初めての体験でとても難しかったが、伝統工芸の博多人形の良さをあらためて知った。経験を生かしてたくさんの人に広めたい」と話す。
開催時間は10時~20時。入場無料。3月1日まで。