3月2日に閉館する九州エネルギー館（福岡市中央区薬院4）で現在、閉館イベント「ありがとう祭（サイ）エンス」が開催されている。

　1982（昭和57）年11月に九州電力の創立30周年記念行事の一環で設立した同館。エネルギーの歴史や発電の仕組みなどについて紹介するフロアやゲームを通して電気と化学を体験するフロアなどで構成。年間で平均約25万人が来館し、昨年5月には累計来館者700万人を達成した。閉館は経営合理化の一環に伴うもの。

　22日にはサイエンスマジック工作教室、23日には備長炭電池工作教室、3月1日には紙コップロケット工作教室などを開講。同2日にはエネルギーホールで、空気砲などを披露する米村でんじろうサイエンスプロダクション監修による「おもしろサイエンスショー」を予定する。期間中、開館から今までの写真で振り返る「思い出のエネ館アルバム」コーナーなども設ける。

　開館時間は9時～17時。月曜休館。イベントの参加は無料。3月2日まで。