アクロス福岡(福岡市中央区天神1)が文化誌「福岡県の仏像」を刊行した。
福岡県の文化や歴史をテーマ別に紹介し、毎年刊行している同シリーズ。第8巻は「仏像」をテーマに据え、彫刻として国指定重要文化財や県指定有形文化財となっている約100体の仏像を7地域に分類し、写真と合わせて紹介している。
7月2日に開かれた会見に出席した同誌の総論を執筆した元九州歴史資料館参事の八尋和泉さんは「公開日などの拝観情報や用語解説なども載せているので、広く活用していただければ」と話す。
同館では9月7日から、「福岡県の仏像と拝観の基礎知識」をテーマに毎月シリーズ講座も開講する予定。
価格は1,800円(税別)。発行部数は3000部。同館2階文化観光情報ひろば窓口や全国主要書店で販売する。