西日本鉄道は10月1日、ホテルの新ブランド「西鉄ホテル CROOM(クルーム)」を創設すると発表した。
「理想の居室空間となれるホテル」をコンセプトに据え、ビジネス利用に加え上質さを求める層にも対応したコンセプト型ホテル。既存の「西鉄イン博多」を改装して新ブランド1号店とする。同グループが手掛けるホテルは、西鉄グランドホテル、ソラリア西鉄ホテル、西鉄インに加え、計4ブランドとなる。
新ブランド名は、COMMUNICATION(交流)やCHEERFUL(快活な)、COMFORTABLE(快適な)などの意味を持つ「C」にROOMを合わせた造語。
客室は、「プレミアムレディス」や「プレミアムビジネス」「プレミアムツイン」など計503室。1階に温泉大浴場、2階にドリンクサービスを行うラウンジスペースを設ける。宿泊料金は1万2,000円から。
今月に着工し、「西鉄イン博多」として営業を続けながら順次改装し、来年1月にブランドを変更。3月下旬の全館工事完了を予定する。同社は「今後は全国で2桁の店舗展開をしたい」としている。