福岡市は6月23日、イギリスの情報誌「MONOCLE(モノクル)」が毎年発表する「クオリティ・オブ・ライフ 世界で最も暮らしやすい25の都市ランキング」で福岡市が7位にランクインしたと発表した。
2007年から毎年発表されているもので、福岡市は2008年に17位に初めてランクイン。以降、20位以内へのランクインを常に果たしており、2014年に10位に上がり、2015年には12位にランクを落としたものの、今年は過去最高の7位に選ばれた。アジア都市では1位にランクインした東京に続く2番目となる。
同誌は、人口の増加率とクルーズ船の人気寄港地であることを挙げたほか、スタートアップ事業への取り組みなどを評価している。今年から夜の街の活気やナイトライフなども調査しており、福岡市の広報戦略室担当者は「屋台、プロスポーツ観戦、演劇など夜も家族連れで楽しめる街の魅力が7位のランクインにつながったのでは」と話す。