大型複合施設「キャナルシティ博多」(住吉1、TEL 092-282-2525)は7月1日より、IPテレビ電話システムを利用した遠隔通訳サービス「マルチリンガルサービス」を導入する。
同サービスはインターネット(ブロードバンド回線)を介して在宅通訳へ接続し、テレビ電話を使って通訳を行うもので、英語、中国語、韓国語、日本語手話をその場で通訳することができる。
同施設には、外国からの観光客やビジネス客が年々増加しており、以前から日本語を含める4カ国語による館内放送やインフォメーションスタッフによる対応などを進めていたが、施設の情報をより詳しく、詳細に来館客に伝えるために同サービスを導入することにしたという。
今回の導入は14カ月の試用運用となっているが、今後のサービスの継続も検討している。設置場所は同施設1階インフォメーションカウンターで、利用時間は10時~20時。