鉄板焼「プランチャ」を手掛ける國廣(天神4)は8月8日、居酒屋「炉端焼、山海蒸し 國廣」(中洲5、TEL 092-262-1313)をオープンする。
店舗面積は60坪。座席数は56席。木目を基調としたアジアンテイストの店内は、全てのテーブルをのれんで仕切り半個室になっているのが特徴。エントランスでは、自家製の干物や産地を表示した野菜を入れた倉庫の中身を閲覧出来るほか、カウンターでは炉端焼きや蒸篭蒸しの様子をライブで楽しむことが出来る。店名について店長の高尾さんは、「店の近くに國廣神社があり、店の前を通る道が國廣神社通りであることに運命を感じて会社と同じ名前を名付けた」と話す。
主力は、炉端焼きや蒸篭蒸しで和食中心だがメニューの要所に洋風テイストが込められている。イタリアの郷土料理である「トリッパ(牛の胃袋)のトマト煮込み」をもつ鍋風にアレンジした「元祖 博多トリッパ鍋」(1人前=1,050円、2人前から受付)は、同社が2006年3月に「日経レストランメニューグランプリ」で「準グランプリ」を授賞したメニューだという。
主なメニューは、「山口 角島 ヤリイカ一夜干し」(580円)、本日の鮮魚の炉端焼き(740円~)、福岡では同社しか取り扱っていない「耶馬溪 無菌豚 錦雲豚」(840円)といった炉端焼きや、「特選 佐賀牛(A5)ロースの蒸ししゃぶ」(2,850円)やアワビの殻に入った「國廣の海鮮茶碗蒸し」(990円)など。同店で出す商品の素材は全て産地を表記するものしか取り扱っていないという。ドリンクは、ビール(550円)、ウィスキー(550円~)、カクテル(800円)、日本酒(450円~)、泡盛(450円)、梅酒(550円~)、焼酎(450円~)など。
ターゲットは40代~50代で、客単価は6,000円前後。営業時間は17時~翌1時。