「We Love 天神協議会」は9月16日より、「TENJIN PICNIC 2006」を開催する。

　2004年に「『憩いと魅力』の道路文化創造社会実験」として始まった同イベントは「歩いて楽しい洗練された街」をテーマに、オープンカフェの設置などを行なう「アメニティプロジェクト」、人と環境に優しい交通を目指す「交通システムプロジェクト」、快適な歩行空間を作りだす「グッドチャリライフプロジェクト」の3つのプロジェクトで構成される。

　3年目となる今年は、天神地区の参加店での買い物1,000円ごとにスタンプ1個を押印し、10個集めると天神に来る際の電車・バスの片道券が「またくる券」と交換できるほか、同時期に開催される「アジア太平洋フェスティバル」と連携し、歩行者用道路の拡大とシャトルバスの運行（9月15～18日）を行う。

　同協議会が行った昨年の調査結果は「天神地区への来街者が増えることにつながる」と答えた人が48.2％で、「変わらないと思う」が37.2％、「日常的に開設することに賛成」（50.1％）、「やり方によっては賛成」（36.1％）という結果だった。協議会メンバーの草場康文さんは、「イベントを通して天神地区の環境改善に関心を持ってもらえれば」と話している。

TENJIN PICNIC 2006（We Love 天神協議会）