五臓六腑（中洲2）は9月13日、店舗プロデュースなどを手掛けるキューブ（東京都）とのコラボレーションにより、東京・西麻布に和ホルモン専門店「五臓六腑焱（EN）」（東京都港区西麻布、TEL 03-3423-0688）をオープンした。「天神ホルモン」や「中洲ホルモン」など7店舗を展開する五臓六腑は、本業として肉の卸売りを手掛ける。同店出店は、東京に2003年7月に初進出した「五臓六腑」（東京都港区麻布十番）の顧客だったキューブと同社が、大阪府枚方市のくずはモールで2005年4月に「五臓六腑くずはモール店」をコラボ出店したことがきっかけ。東京進出時の店名は、福岡同様「ホルモン」という名称を予定していたが、福岡と異なり東京で「ホルモンを食べる」という文化があまり浸透していないという背景に加え、「東京出店では社長の意向で店の雰囲気は、福岡の店よりも『和』の雰囲気を強化した。麻布十番に初めていらっしゃるお客様も入店するまでは寿司屋かと間違えるくらい」（木下専務取締役）という経緯から、店名に「ホルモン」を使わず、ホルモンと同じ意味の「五臓六腑」で東京進出を果たした。また、「五臓六腑焱（EN）」は福岡でもあまり馴染みの少ない「もつしゃぶ」の東京初進出となる。福岡では、中洲ホルモン（中洲2）で冬季限定の予約コースとして取り扱っているが、定番メニューとして出すのは初。東京で様子を見て、福岡でもメニュー化を検討するという。（写真＝同店イメージ）キューブ