イムズ(福岡市中央区天神1)8階三菱地所アルティアムで9月21日より、アパレルメーカー、シアタープロダクツ(東京都港区)の九州初の展覧会「シアタープロダクツの現場」を開催する。
同社は、洋服とは「空間的で劇場的な商品」で「服をとりまく、すべてをエンターテインメント=演劇である」をコンセプトに、独特な世界観を繰り広げている、2001年に設立したアパレルメーカーで、コンテンポラリーダンス、マジックなどを取り込んだ個性的なパフォーマンスやショーで知られる。
同展は設立5周年を迎えた同社の全貌を紹介する内容となり、量産される服が多くの人のもとに届く過程を示すインスタレーションやこれまでの作品を展示する。「目に見えないコンセプトを浮き上がらせ、『シアタープロダクツ』そのものを感じられる」(同館)という。
また、会場限定のオリジナル商品や九州では手に入りにくいというコレクションアイテム、5周年記念に出版された本「シアタープロダクツのメソッド」などを会場で販売するほか、初日22時~24時には、過去のコレクションや限定企画アイテムを販売する「真夜中のセール」も開催し、デザイナーも来場予定。
入場料は、一般=400円(前売り300円)、学生=300円(同200円)。中学生以下無料。開催は10月21日まで(10月16日は休館)。