アジ美で「アジアデジタルアート大賞展」表彰式-麻生知事も出席

アジアデジタルアート大賞を受賞した中間耕平さん(左)

アジアデジタルアート大賞を受賞した中間耕平さん(左)

  • 0

  •  

 福岡アジア美術館(福岡市博多区下川端3)で開催中の「2007アジアデジタルアート大賞展」の表彰式が2月1日、同館8階あじびホールで行われた。

[広告]

 2001年より、クリエーターの人材発掘などを目的に開催され、今年で7回目を迎える「アジアデジタルアート大賞」。今年は892点の応募があり、「年々、レベルが向上し、審査も一苦労。アジアの文化に根ざした表現方法ができているか、作品作りのコンセプトが定まっているか――などを基準に選考している」(九州大学大学院芸術工学研究員教授の源田悦夫さん)という。

 プロやプロを目指す人のデジタルアート作品を対象とした動画をはじめとする計4部門のカテゴリーAと、デジタルアートに興味を持つ初心者でも参加できる動画、静止画の2部門のカテゴリーBに分けられている。表彰式では、カテゴリーごとに大賞、優秀賞、入賞、特別賞受賞の式の出席者が表彰され、カテゴリーAの動画部門から最優秀作品に贈られる「アジアデジタルアート大賞」受賞の中間耕平さんには、賞状と副賞として100万円が授与された。

 式に出席した同展実行委員会名誉会長を務める麻生渡福岡県知事は「(同展で)若いクリエーターの皆が新しい創造力を発揮し、世界的規模で競えるような、立派な人材が育ってほしい。(将来は)この技術を生かして、福岡での発展が著しいゲーム産業に結び付けられれば」と語った。

 同展の開催は2月5日まで。

2007アジアデジタルアート大賞展福岡アジア美術館アジ美、カラクリ仕掛けの作品展-羽根が開く「コウモリいす」も(天神経済新聞)アジ美の「アジカフェ」がリニューアル-自分で豆をひくセルフカフェも(天神経済新聞)

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース